実家から大量のレコードが出てきたら、まずどうすればいい?
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実家を片付けていたら、押し入れや物置から大量のレコードが出てきた。
- 「家族が集めていたものなので価値がまったく分からない」
- 「古そうだけれど、捨ててしまっていいのだろうか」
- 「何百枚もあって、1枚ずつ調べるのはとても無理」
- 「レコードだけでなくCDやカセットも大量にある」
そんなご相談を、中古レコード・CD専門店はいただくことがあります。
結論からお伝えすると、実家から大量のレコードが出てきた際は、ご自身で判別したり無理に運んだりせず、そのままの状態で中古レコード専門店へご相談いただくのが一番の解決策です。
なぜなら、レコードは超が付くほど高額で取引されているものもあれば、100円でも売れ残るものまで様々で、専門知識がないと価値の判断が難しいためです。また、中古レコードの市場価値は変動が激しく、半ば投げ売り状態だったレコードが、ある日を境に価格が上昇し、いつの間にかレアアイテムに変わるなんてことも珍しくありません。当店にも、予想以上の高額買取に驚くお客様も多くいらっしゃいます。
そんな時にレコード店員が必ず思うのは、
「捨てられなくて良かった…!」
です。
レコード・コレクターが血眼になって探しているアイテムが簡単に捨てられてしまう…我々レコード店員にとって、こんなに悲しいことはありません。
しかしこれは、レコードの価値を充分に広められていない、レコード店の責任でもあります!
この記事では、レコードに興味がない方に向けて、レコードがいかに価値のあるものか、そして、レコードを片付けるときに是非やっていただきたいことをご説明いたします。
レコードのことを知らない人でも分かりやすいように解説いたしますので、是非お読みいただき、参考にしてくださると幸いです。
レコードの価値は年々高まってきている
現在、中古レコードの価値は世界的に高まっており、非常に需要が高い状態にあります。
その理由は、CDの登場以降下火だったレコードが、アナログで聴く楽しさやモノとして所有する価値を、デジタルネイティブ世代を中心に見出され世界的なブームとなっているからです。最近はレコード買取のテレビCMが放映されるほど、資本主義経済の中で価値あるアイテムになっています。
レコードの価値が急上昇した例~高中正義~
かつて数百円で購入できた高中正義氏のレコードは、現在数千円から10,000円を超える価格で販売されるほど価値が上昇しています。
2026年現在、レコード価格が急上昇したアーティストで最も顕著なのは高中正義氏と言えるでしょう。1970年代にフュージョンのギタリストとして人気を博した高中氏ですが、当時の日本では多くのリスナーに聴かれていたこともあり、少し前の中古市場には多くレコードが出回り、数百円程度で購入できるアイテムでした。
それが2020年代に入ると、サブスクの普及もあって海外リスナーから再評価され、レコード価格も少しずつ上昇しました。そして2026年にはアメリカ、イギリス、オーストラリアを回るワールドツアーが全公演ソールドアウトになるほど熱狂的な人気となり、レコード価格は数千円から、中には10,000円を超えて販売されているものもあります。
当店でも、海外のお客様に
「TAKANAKAのレコードはありますか?」
と聞かれることが本当に増えました!
このように、インターネットで世界中、あらゆる時代の音楽に簡単にアクセスできるようになったことで、価格もすぐに変動するのが現在の中古レコード市場なのです。
価値あるレコードを正しく片付ける5つのポイント
このような激動の市場のため、レコードに興味のない方にとって現在の適正価値を正しく判断することは非常に難しい状況です。
そんな中で大量のレコードの片付けが必要な時に、何から始めればよいのか。絶対にやってほしいことを5つのポイントにまとめました。
1.レコードを捨てる前にご確認ください
汚れているように見えても、安易に捨てないようにしてください。
どんなに汚く見えるレコードでも、実は価値があるモノかもしれません。
レコードは、保存状態によってシミやカビが付いていたり、埃まみれだったりします。しかし、適切に洗浄すれば問題なく綺麗になりますし、状態が悪くても価値があるレコードもあります。分からなければ、まずそのままにしておく。それで十分です。
2.レコードの価値を調べることは、実際には難易度の高い作業です
ご自身でネット検索やフリマサイトを使って価値を調べるのは、あまりおすすめできません。
フリマサイトやオークションサイトでの個人間取引も今では主流となってきました。アーティストやタイトルで検索すればすぐにヒットするので、相場を調べるのは簡単なのでは?と思う方もいらっしゃるかと思います。しかし、現在ネット上で見られる価格は過度に高額な設定をされている可能性もあり、必ずしも適正価格とは限りません。レコードの価値を見極めるのは、知識と経験が必要な繊細な作業だからです。
プレス時期や付属品のチェック
人気のレコードは、同じタイトルでも時代によって何度もプレスされており、一番最初にリリースされた”オリジナル盤”と”再発盤”では価格に大きく差が開きます。
その他にも、
- プレスされた国
- “帯”と呼ばれる、日本国内盤のジャケットに巻かれた販促用の紙の有無
- 歌詞カードやポスターなどの付属品の有無
など、見るべき項目は多岐にわたります。

※バド・パウエルの同タイトルの作品ですが、プレスや帯の有無で価格に大きな差がつきます
ジャケット、レコード盤の状態チェック
さらに重要なのが状態のチェックです。レコード盤はとてもデリケートなため、一見小さく見えるキズでもリスナーにとっては致命的となり得ます。詳しい説明は省きますが、”反り”、”クモリ”、”プレスミス”など、キズ以外にも再生に支障をきたす傷みがあり、そしてこの傷みは非常に見えづらいです。
そのため、レコードの知識がない状態での個人間取引は、あまりオススメしたくないのが中古レコード店の本音です。(とはいえ、自分で勉強して頑張る!というのも一つの手です。楽しいですよ!)
レコードの状態や種類に関するお役立ちコラムはこちら↓
3.価値のある音楽関連グッズはレコードだけじゃない!
レコードの周りにあるCDやカセット、本などの音楽関連グッズも一緒に残しておいてください。
大量のレコードを収集されている方は、レコード以外にも音楽関連グッズを集めている可能性があります。例えば、CD / カセットテープ / 音楽DVD・Blu-ray / コンサートパンフレット / 音楽関連書籍 / ポスターなどです。音楽関連のグッズは、たとえレコードでなくても、音楽ソフトを扱う専門店の方が高額買取となる可能性が高いからです。
レコードだけでなく、本棚などもくまなく探してみましょう。
4.帯・歌詞カード・箱などが別の場所から出てくることも
一見ただの紙に見える付属品でも、捨てずに残しておくことが重要です。
整理中によく分からない紙類が出てきても、すぐに捨てないことをおすすめします。日本盤レコードの「帯」は、その代表例です。
他にも、歌詞カード / ライナーノーツ / ポスター / ステッカー / ブックレット / 外箱 / 特典物などが、もともとレコードに付属していた可能性があります。レコード本体と離れた場所から出てくることもあります。「ただの紙だと思って捨てたものが、実は付属品だった」ということを避けるためにも、判断できないものは一旦残しておくと安心です。
5.レコードは想像以上に重いので、無理に運ばなくても大丈夫です
大量のレコードをご自身で無理に運搬したり、車の中に積んだまま保管するのは避けてください。
理由として、まず重さの問題があります。レコードを何十枚も箱に入れるとかなりの重量になります。実家の2階や押し入れ、倉庫などから大量に出てきた場合、無理に運ぼうとして体を痛めたり、レコードを落として傷つけてしまう可能性があります。
また、一旦車に積み、後日レコード店に持っていこうと考えている方、とっても危険です!レコードは熱に弱く、熱い車内にレコードを放置すると、簡単に反って(曲がって)しまいます。
これらの理由から、大量のレコードをご自身で無理に運ぶのはなるべく避けてください。
お客様にやってほしいことはただ一つ
ここまでお読みになって、捨てるな!調べるな!運ぶな!と、言われ、じゃあ一体何をすればええねん!とツッコミを入れた方もいらっしゃるかもしれません。
そうですよね…ただ、それほどまでにレコードを取り扱うことはデリケートなのです。
ではどうすればよいか。最も安全で確実な解決策は、中古レコード専門店に相談してみることです。
ここからは、お客様からご相談を受けたときに、当店がどのように対応しているかをご紹介いたします。
ご相談時、こちらから確認する3つの項目
当店(ミュージックファースト)がお客様からご相談を受けた際に確認していることが3点あります。
それは、
- レコードやCDの量
- ジャンルやアーティスト
- 所在地
です。お客様にとってより良い買取方法を一緒に検討するために、この3つの質問をさせていただいています。それぞれ詳しく解説していきます。
1. 量はどれくらいございますか?
まず、全体でどの程度の量があるかをお伺いいたします。CDが何枚、レコードが何枚、本が何冊…と、細かく分かるとありがたいですが、ざっくり100枚くらい、ダンボールが何箱分、というような回答でもかまいません。また、どうしても分からない場合は、写真をメールやLINEでお送りいただくという方法もございます。
2. ジャンルやアーティストはどんなものがありますか?
ロック、ジャズ、クラシックなど、どんなものが多いかを確認します。もし判断が難しければ、数枚手に取っていただき、アーティスト名やタイトル名を教えていただけるととっても助かります。
3. 所在地はどちらですか?
当店は3種類の買取サービスを行っております。
- 店頭買取:お客様ご自身でお店へ持ち込み(💡予約不要で気軽、その場で査定)
- 出張買取:お客様のご自宅に伺い回収(💡持ち運び、整理不要)
- 宅配買取:レコードを箱詰めし当店まで送る(💡全国対応、梱包キット有)
店舗は愛知県名古屋市にございますので、東海エリアであれば出張買取サービスをご利用いただけます。遠方でも、量や内容によってご相談することが可能です!また、宅配買取であれば全国のお客様がご利用可能なサービスとなっております。
当店の店頭買取サービスについて↓
お客様のご要望は最優先!よくある質問にお答えします。
実家のレコードを片付けたい、というお客様に対して当店が具体的に提供できるサービスは、店頭買取、出張買取、宅配買取の3つのサービスです。
ただ、そもそも買取に出すべきかどうか迷われているお客様もいらっしゃるかと思います。特に、レコードの知識がないお客様であれば尚更どうすれば良いのか分からなでしょう。
当店ではそんな方向けに、買取前のご相談を承っております!ここからは、お客様からのご相談に当店がどのようにお答えしているか、実際の例をご紹介いたします。
Q. 古くて汚いレコードでも買取できますか?
A:状態が悪くても買取できるレコードは多数ございます。一見汚く見えるレコードであっても、中の盤は問題なかったり、洗浄である程度キレイになることもありますので、汚いからといって処分せず、まずはご相談ください。
Q. CDやカセットが出てきましたが、買取できますか?
A:もちろん買取可能です。CD / カセットテープ / 音楽DVD・Blu-ray / コンサートパンフレット / 音楽関連書籍 / ポスターなど、音楽関連ソフトであればすべて買取対象になります。
Q. どのようなものが高価買取になりますか?
A:「現在需要があり、リリース時の販売数が少ないもの」が総じて高価買取になる傾向にあります。中古市場はその時々の需要に大きく影響を受けるため、特定のジャンルやタイトルを一概に挙げてお伝えすることは難しいですが、希少性と需要の兼ね合いで決定します。
以下の記事に最新の買取相場を掲載していますので、参考までにご覧ください。
Q. ”大量”とは、具体的に何枚からですか?
A:明確な基準はありませんので、お客様の主観で簡単に整理するのが難しいと感じたら「大量」とお伝えいただいて構いません。例えばレコードが60枚入った段ボールはおおよそ9~10kgになります。階段なしのアパートにお住まいのお年寄りの方であれば、この段ボール1箱でも”大量”と言えるからです。
Q. 枚数を数えるのが難しいです。
A:数えずに、写真を撮ってお送りいただくだけで構いません。多すぎて数える時間がない、ざっくり伝えるのも難しい場合は、レコード棚や段ボールなどそのままの状態で撮影して送信してください。その写真を見ながら当店で判断してまいります。
Q. どんなレコードでも処分していただけますか?
A:はい、全て無料でお引き取りさせていただきます。当店では、状態や需要によってお値段をつけることができないレコードも無料でお引き取り可能です。もちろん、お客様が最初から処分予定であっても、1点1点丁寧に査定させていただきますのでご安心ください。
Q. 買取に出すかどうかは、査定してもらってから判断したいです。
A:査定後のキャンセルも可能ですので、査定金額を見てからご判断いただいて結構です。キャンセル料などの手数料は一切かかりませんのでご安心ください。
Q. 買取金額をすぐに知りたいレコードがあります。
A:LINEを使った事前査定をご利用いただくことで、すぐに目安をお知らせできます。気になるレコードの写真をLINEで送っていただければ、おおよその買取金額をお伝えいたしますので、是非ご利用ください。
Q. 出張買取を頼みたいけど、家に入られるのは抵抗があります。
A:玄関先での査定・お受渡しで対応させていただきます。知らない人に家に入られたくないお客様は、玄関までお荷物をご準備いただければ、その場で受け取り・ご対応をいたします。
当店の出張買取サービスについて
Q. 宅配買取を利用したいが、どのように送れば良いですか?
A:“着払い”にて当店へお送りいただくか、無料の梱包キットをご利用ください。お客様ご自身で梱包して着払いでお送りいただくほか、梱包用の段ボールが無いお客様には、当店より梱包キットをお送りしております。
当店の宅配買取サービスについて
人から人へ つなげて、つづくもの
Music Firstでは、単に「レコードを売る・買う」だけでなく、こうした音楽コレクションの整理について相談できる店でありたいと考えています。
音楽が好き!レコードが好き!というお客様は、ご自身で調べたり、片付けることができるでしょう。
ただしそうでない方にとって、レコードの片付けはとても大変な作業です。何と言っても重すぎるし、価値があるかどうか分からないので、とにかく楽に片づけられる不用品回収業者へまとめて依頼する方も多くいらっしゃいます。様々な事情があるため、その判断も決して間違いではありません。
しかし、コレクターにとってのレコードは、みんなの共有財産です。今、たまたま自分の手元にあるだけで、いずれは他の必要としている人へ受け渡すもの。そうやってこの中古レコード業界の営みは続いてきました。
ミュージックファーストのモットーは「人から人へ つなげて、つづくもの」
レコードが好きな方も、そうでない方も、レコードでお困りであれば何でもご相談にのります。是非お気軽にご連絡いただけますと幸いです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。












